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2018年8月 1日

気になる災害報道

広島や岡山で深刻な豪雨災害が起きたのはご承知のことだと思う。

ここで気になるのが、あるニュース番組の報道の仕方である。

現地からの報告が、しっかりと化粧をして、ひらひらのブラウスにイヤリングをした女性であった。その額には汗も浮いていない。直前まで、エアコンの効いた車内にいたのだろう。

そしてカメラがスタジオに戻った時、そこにいる男性全員が、ネクタイにスーツ姿である。

快適なスタジオなのだろう。気温が40度にもなろうというのに、シワひとつない上着を着て、それでも暑苦しさを感じさせない。

なんだこれは? 他人事じゃないか?

「そこに住まわれているみなさんが、一日も早く元の生活に戻れるよう、心から・・・。」

しらじらしいったらありゃしない。

彼ら彼女らは報道することが仕事なのだから、現場でスコップを担げとは言わない。でも、せめてポロシャツの男性にしてほしい。また、これだけ温暖化による気候変動が言われているのだから、スタジオの出演者も装いを考えるべきではないだろうか。

報道は客観性が大切であることは重々承知している。しかし、その報道姿勢は各社の主観であり、その報道姿勢を私たちはそれを見逃してはならないのである。