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2013年12月 7日

特定秘密保護法

なんだか嫌な雲行きだ。教育基本法が変わり、特定秘密保護法が成立した。次は憲法改正か?

治安維持法を詳しく勉強したわけではないが、今回の保護法は、プンプンその匂いがする。そう、まるで軍国主義化だ。

私の郷里である山口県からは、安倍総理を含め、8人の総理大臣が誕生している。言うまでもなく、松下村塾を起源とするものである。塾の創設者玉木文之進や、それを継いだ吉田松陰は、このような世を望んだのであろうか。

それにしても、民主党の罪は大きいと言わざるを得ない。民主党の失敗は、ただ民主党の失敗ではなく、「やはり政治は自民党でなければ成り立たない」という印象を国民に強く植え付けてしまったことだ。

自民党を支持したくなくても、今や、それに代る政党はない。もし国民に支持されるような政党ができたなら、今度は一挙にそれに流れる可能性がある。それでは、ただ単に自民党支配がその新しい党の支配に変わるだけだ。より一層のファッショ化の流れが加速する恐れがある。

どんなに嘆こうが、その時代の政治家を選んだのは、その時代の国民である。従って、政治の不始末の責任を負うのは、私たち国民である。