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2022年11月17日

歳をとるということ

今年で61歳になる。そう、名実ともに「おっさん」である。いや「じいさん」か。
呼び名など、どうでもいい。どう呼ぼうが、61歳は61歳だ。
こう言うと、悲観的に聞こえるのかもしれない。でも私は、歳をとることは嫌なこととは思っていない。

・20歳代前半でできたことが、30歳代では(簡単に)できなくなっている。
20歳代でやっていることなど、どうせ大したことではない。それができなくなっても、何の影響もない。
「できなくなった」ではなく「しなくなった」のだ。それが「大人になった」ということだ。
・30歳代で結婚して、自分勝手な身動きが取れなくなった。
結婚相手(妻)は、結婚相手が私では、「肩身が狭くなった」のかもしれない。
・40歳代で塾を設立して「先生」と呼ばれ、まじめに生きなくてはならなくなった。
先生と呼ばれようが呼ばれなかろうが、40歳にもなれば、まじめに生きろ。
若いころは「ヘタなギタリスト」だったのが、今では「ヘタなりに、よく頑張っているじゃないか」と、暖かい目で見てくれる。
など、いいところだらけだ。
歳をとることの欠点は、説教っぽくなること、羞恥心がなくなること、カロリーや塩分を控えなければならないこと、頑固になること、帰宅すると家族は2階に行ってしまうこと、休みの日には夜8:00には眠くなること、その他12~13個しかない。
世の中のオヤジたち、オヤジくさい若者たち、オヤジのような女たち、元気を出していこう。
私たちが元気を出せば、それはそれで周りが迷惑するだろうが、元気を出さなくても迷惑に思われているのだ。若者たちには私たちオヤジの価値がわかっていない。それもそうだ。オヤジ自身、自分のどこに価値があるのかわからないのだから。オヤジ自身、他のオヤジに近づいてほしくないと思っているのだから。
いかん。歳をとることを悲観するなと言うはずだったのに、自分で自分の首を絞めているような気がする。