運動会の不思議
先日、愚息の公立中学校で運動会が行われ、そこでは組み体操やダンスが行われた。面白いことに、大勢の観客(主に保護者だが)からは彼ら彼女らの後方からと側面からしか見えない。正面から見える場所はわずかしかなく、そこに保護者が群がることになる。
その後、PTAの会合があり、そのことが取りざたされた。なぜ保護者からよく見えるフォーメーションにしないのか。答えは驚くべきものだった。
なんと、運動会は保護者に見せるものではなく、来賓に見せるために行われるのだという。
知らなかった。運動会とは、知育・徳育・体育のうち、体育の成果を保護者に発表する場だとばかり思っていた。
そんなことさえ知らずに、50歳を越してしまっている。