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2024年12月 6日

自己紹介

西東京市には「東伏見コミュニティセンター」という、音楽スタジオを備えた施設がある。12月15日に、そのスタジオを利用しているバンドたちが出演するライブがあり、私たちの参加する。
出演にあたって、バンドの自己紹介を文章で提出するよう、主催者から依頼があった。そこで、2通の文を作ってみた。

その①
私たちの自己紹介をしろと言われたが、誰か中年オヤジのことを知りたい者がいるのか?中年オヤジの自分でさえ、他の中年オヤジのことなど知りたくもない。そもそもThe Middle Ageというバンド名だが、いつまで中年のつもりだ?
ほら、グチになったじゃないか。

その②
今年もまた、このライブに参加することになった。「参加する」というより「引き出される」というほうが正確かもしれない。私たちは悪いことをしたわけではないのに。これではまるで、十字架を背負って歩くキリストのようだ。しかし、私たちは聖人ではない。むしろ、民衆裁判に引っ張り出されたソクラテスになった気分だ。ソクラテスは民衆裁判で死刑になり、そのことは弟子のプラトンが「ソクラテスの弁明」に著している。「ソクラテスの弁明」は、現代でも多くの人に読み継がれている名著だ。しかし「オヤジの弁明」を聞きたい人は、オヤジを含めて、誰もいない。

残念なのは、どちらにしても大差がないことだ。