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2015年3月24日

卒塾生が来てくれた

今日、この塾を卒業した元塾生が「大学を卒業しました」と、挨拶に来てくれた。

高校受験のために通塾した生徒だから、まる7年ぶりである。

卒塾して7年たっても、この塾のことを忘れずにいてくれたことがとても嬉しい。

一方、昨年度の受験で卒塾したにもかかわらず、まるで塾生のように来塾し、「センセ、学校でわかんないのがあったんだけど。」と、当たり前のように質問してくる女子高生。ついでに「センセ、今日のその服、ヘン。あははは。」

大きなお世話だ。

このような子のことも喜ぶべきなんだろう、きっと。

2015年3月18日

卒業

3月、卒業の時期である。この塾からも、少なくない生徒が卒業してゆく。

冬の厳しさに耐えた桜だけが、春、花を満開に咲かせることができる。

土の暗さに耐えた蝉だけが、夏、思う存分に鳴くことができる。

どんな咲き方か、どんな鳴き方か、それは僕にはわからない。

しかし、この塾で「考える力」と「耐える力」を身につけた君たちは、君たちにできる限りの生き方をするだろう。

一方では、困難に耐えたのに、実を結ばなかった者たちもいるだろう。

それは、ただ単に「今ではない」というだけだ。君にとってふさわしい時期がきっと来る。

その日まで、あきらめずに頑張れ。太陽は、みんなを、同じだけ照らしているぞ。