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2017年6月30日

今日の出来事

ついさっき、卒塾生が来た。

誰か、女性と一緒だ。

卒塾生の自宅庭に立ち入ってきた女性だそうだ。

「ここは道路じゃありませんよ」と言って、外に案内すると、今度は他の家に入ろうとした。このままでは事故や事件につながるかもしれないと思った。でも、自宅には自分しかいない。

そこで困った卒塾生は、その女性を伴って、塾に来たのだった。

早速、警察に連絡し、保護していただいた。女性は認知症だった。

その女性には失礼かもしれないが、困ったときに、卒業した塾を思い出してくれた生徒がいてくれたことが嬉しかった。

2017年6月17日

「テロ等準備罪」法案

テロ等準備罪法案が成立した。

さまざまな疑問が浮かぶが、ここでは2点を挙げる。

まず、「これに類似した法律が諸外国にある。テロを未然に防ぐためには、必要不可欠な法律だ。」という。本当に、この法律によってテロを防ぐことができるのか? それなら、なぜ多くの先進国でテロ活動が行われているのか? という疑問だ。

次に、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるためには、この法律が不可欠であるという。そんな話は、東京が立候補する時点では聞いたことがない。国民を不安にさせる法律を作らなければ開催できないオリンピックなら、私は日本で開催しなくてもいいと思う。

みなさんは、いかがお考えだろうか。

2017年6月14日

夏も近い

といえば、中学生はもうすぐ期末テスト。

特に中3は頑張れよ、死ぬほど。

これから受験までは1億回くらい言うと思うが、勉強しすぎても死にはしない。

人生の岐路に立っているんだから、死ぬほど辛くても不思議はない。

我慢し、克服し、目標達成をめざせ。

頑張れよ、君たちには僕がついている。

2017年6月 5日

子どもの貧困

昨日の「NHKスペシャル」は、子どもの貧困がテーマだった。

子どもの貧困とは何なのか、なぜ貧困が増えているのか、その結果どうなっているのか、などが語られていた。

とても関心があるテーマだったが、私にしてみれば、ツッコミどころ満載だった。

例えば「子どもの貧困により、一般的な子どものように、塾などに通えない。その結果、学力が(貧困ではない子どもに比べて)劣っている。(だから、子どもを貧困から救わなくてはならない)」である。

子どもを貧困から救わなければならないことは議論の余地はない。問題は「貧困によって塾に通えず、学力が上がらない」という点である。

なぜ、「学力を上げるのは学校の役割」として語られないのだろう。そもそも、学校が適切な授業を行っている限り、塾は必要ないはずである。

以前も書いたが、授業中に居眠りする、授業中にスマホで遊ぶ、校内でタバコを吸う、公共の交通機関を利用せず自家用車で通勤する、教師が食べた給食の片づけを生徒にさせる。これは愚息が通っていた公立中学校の教師たちである。このような心構えで「適切な授業」が行えるのか?

教師が教えるのは、英語や数学などの「学科」ではない。学科を教えるのは、アルバイトの大学生でもできる。専門家である教師にしかできないことは、英語や数学を通して「生き方」を教えることである。この自覚がない教師は、「専門家」であるだけに、タチが悪い。

塾に通っていない児童・生徒の学力が低い原因は、決して「貧困」だけではない。

2017年6月 2日

もう夏だ

夏といえば夏期講習。

自分で自分の首を絞めることになる講習スケジュール作成を始めた。

昨年度の中3は、予定で86時限のところを、終わってみれば150時限を超えた。

「先生、この日のこの時間が空いているなら、授業をしてください。」

塾生のこの言葉。嬉しいような悲しいような、不思議な気持ちになる。

さぁ、今年はどうなることやら。