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2025年4月18日

1学期の過ごし方(中3編)

偉そうなタイトルだが、たいしたことはない。
そう。この時期は、たいしたことをする時期ではないといくことをわかってほしい。
たいしたことをしなくてもいい(=しなければならないことだけをすればいい)代わりに、しなければならないことは必ずしなければならない。
例えば、英語を例にとる。
「たいしたこと」は、単語を覚えること。「しなければならないこと」は、単語を覚える努力をすること。
「たいしたこと」は、文章構成がわかること。「しなければならないこと」は、主語や動詞などの構成要素を考えること。
このように、今の時期は「できなくてもいい」「わからなくてもいい」「覚えていなくてもいい」時期である。
だからといって、そのままの状態でいいわけではない。「今の自分にはできないことがわかった」「わからないことはこれだと気が付いた」「このやり方では覚えられないことがわかった」ということを自覚する時期だということだ。
そうすると、「できるよう、自分の努力のスタイルを探す」「わかるためには何をすればいいかを考える」「自分にあった覚え方を試す」という段階に入る。
口では言えるが、実際は、そんなに簡単ではない。やってもやってもできない。繰り返しても覚えられない、という苦痛の日々が続くからだ。
そして次の段階だ。この「苦痛」が、何かを習得する上で、必ず伴うことに気づく。勉強であろうが、スポーツであろうが、芸術であろうが、技術であろうが、今以上の力を身につけようとすれば、「苦痛」=「努力」しなければならない。
その努力を続けることができれば、「できなくてもいい」→「できる方法を考える」→「努力をする」→「できるようになる」という変化をたどる。
この「努力」の場面は、当塾の場合、夏休み頃だろう。夏までに、自分の「勉強スタイル」を見つけなければならない。1学期とは、そういく時期だ。たいしたことはない。