先生、円安ってなんですか?
おお、いい質問だ。
そうだよな。「円」ってお金なのに、円が安いってことは、お金に値段がついているってことだもんな。
海外旅行、例えばアメリカに旅行するときには、日本のお金「円」をアメリカのお金「ドル」に替えるのは知っているかい? これって、考え方によっては日本の「円」でアメリカの「ドル」を買うことと同じじゃないか? スーパーで卵を買うときにお金を出すよね。それは卵とお金を交換しているのと同じでしょ。
卵の代わりに「ドル」だとすると、「ドル」を「円」で買っていることになるでしょ。
逆に、「ドル」で「円」を買うこともできるよ。アメリカから帰ってきたら、「ドル」を「円」に替える。「ドル」を出して「円」をもらう。つまり「ドル」で「円」を買っているんだな。
卵の1個あたりの値段が日によって変わることがある。10個で200円の日もあれば、250円になることもある。
卵をドルで買ってみよう。1ドル出して卵が100個買える日と、150個買える日では、どちらの日の卵が安いのだろう。もちろん1ドルで150個買える日のほうが安いよね。
今度は「円」を「ドル」で買ってみよう。1ドル出して1円玉が100個もらえる(つまり1ドルが100円)のと、1ドル出して1円玉が150個もらえる(つまり1ドルが150円)のでは、どちらの日の「円」が安いのだろう。
これでわかったかい?
1ドルが100円から150円になってしまったら、円が安くなった(つまり「円安」)ってことなんだ。その逆が「円高」ってこと。
社会の状態で物の値段が変わるように、お金も世界の情勢によって変わるんだ。ここから先の話は、また今度。
















