2019年度入試
今年も高校入試が終わった。
みんな、よく頑張った。
結果は、受験生全員が第一志望校に合格した。
合格も大事だが、もっと大事なことは、その結果をどう次に活かすかだ。
「この高校に合格して良かった」と、高校卒業式の時に思える3年間を生きてほしいと思う。
勉強は高校合格のためにするのではない。勉強は、「生きる知恵」を身につけるためにしなければならないのである。
方程式も化学反応式も地図記号も、大人になってから(それほど)役に立つものとは思えない。
中学校で学んだ「知識」は、それ自体が役に立つわけではなく、その知識があるからこそ「考える」ことができるのだ。
その意味では、教養は「役に立つ」ものではなく「役に立たせる」ものであろう。
これまでの受験勉強を今後に役立たせることができるかどうか、君たちは試されることになる。
合格おめでとう。
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